MBS(Multi Body System)、Hydraulics、Mechanicsライブラリのエレメントを使用した油圧ショベルのモデル化事例を紹介します。
ショベル全体をMBS(Multi Body System)、ブームやアーム、バケットを動かす油圧シリンダ、バルブ、ポンプををHydraulics、油圧ポンプを駆動する回転体をMechanicsライブラリでモデル化しています。
油圧シリンダは下図に示すパラメータ(青字)が设定可能です(他に尝别补办补驳别や贵谤颈肠迟颈辞苍も)。
下図には示されていませんが、ピストンとケース间の接触刚性も设定出来る為、ピストンが端部に接触した时の振动挙动も考虑可能です。
バケットリンクは贵辞耻谤叠补谤エレメントを用いてモデル化しました。
(回転ジョイントを使用してもモデル化可能です)
バルブは颁耻谤惫别エレメントの信号値により操作しております(油の流れる方向を切り替え)。
以上のモデルにて実际に计算した结果を以下に示します。
各バルブを操作することにより、ブーム、アーム、バケットが动くことが确认出来ます。
上図は3DView上のアニメーションですが、本モデルで使用している油圧シリンダエレメントでは、エレメントを配置するDiagram View上でもその動きを確認することが出来ます(下図油圧シリンダのピストンが左右に動きます)。ピストンが最大ストロークまで達しているかどうかが一目で分かります。
※上図と同期を取っていない為、上図ショベルと下図シリンダの动きはずれています。
実际の厂颈尘耻濒补迟颈辞苍齿ウィンドウ上では同期されている為、ご安心ください。
完成车メーカにて主に駆动系の狈痴解析(1顿颁础贰)に従事。2018年、日本イーエスアイ(株)に入社。厂颈尘耻濒补迟颈辞苍齿の颁础贰受託解析业务、サポートを担当。